はじめに
現在、日本人の死因は「悪性新生物(癌)」と「心血管系疾患(脳梗塞や心筋梗塞等)」がそれぞれ約3割と大勢を占めています。癌は予防が難しく、検診による早期発見・早期治療が最も有効な対策となりますが、心血管系疾患は、生活習慣の改善という“予防”が非常に重要となります。
そのため、政府は、心血管系疾患を引き起こす要因となる生活習慣病に着目し、2008年度よりメタボリックシンドロームをターゲットとした特定健康診査・特定保健指導を開始していることはご存知のとおりです。
また、メンタルヘルスについても問題は深刻で、2008年の厚生労働省の調査ではうつ病の患者数が100万人を超えており、ここ10年足らずで2.4倍に急増しています。
こうしたことを背景に、企業にとっても従業員の健康管理は大きな経営課題となっています。なお、企業が従業員の健康づくりに注力する意義として次の3つが挙げられます。
「貴重な人材の損失」を防ぐこと
生活習慣病が重症化して発症する脳梗塞や心筋梗塞は死に至ることも少なくありません。重症化しないまでも、糖尿病や高血圧、うつ病等により入院や通院が必要となった場合は、やむを得ない欠勤が生じてしまいます。また、最近の研究では、出勤している場合でも疾病により業務効率が落ちることが指摘されています。
「労働災害のリスク増加」を防ぐこと
厚生労働省が2001年に方針を転換し、労災における脳・心臓疾患の認定基準を改正して以降、生活習慣病の放置により発症した脳梗塞や心筋梗塞等による労災認定が増加しています。また、精神障害による労災補償請求件数も右肩上がりに増加しており、労災に関する対応は急務です。
「健康保険料の負担増」を防ぐこと
この問題はすでに顕在化しています。生活習慣病が重症化した心筋梗塞や腎不全(人工透析)による医療費は大変に高額で、その上、生活習慣病の患者が急増している現状が続くと、健康保険料率の引き上げは不可避となります。
東京商工会議所国民健康づくり委員会は、企業における従業員の健康づくりをバックアップするため、テストを受験しながら健康知識を身につけるWebサイト『健康知識測定テスト』を開設いたしました。
健康づくりの要は“正しい知識に基づく行動変容”であり、正しく総合的な健康知識を身につけることが重要です。
『健康知識測定テスト』は利用料が無料で、健康に関する総合的な知識を習得することのできるコンテンツです。わが国が希望あふれる健康大国となるべく、国民全体の健康増進のため、企業の発展のため、何よりも個人の幸せのために、一人でも多くのビジネスパーソンにご活用いただき、多くの「健康知識マスター」が誕生することを願っています。
2010年1月
東京商工会議所
国民健康づくり委員会
委員長 後藤 忠治
5つの特徴
特徴(1) 事前学習は必要ありません
設問に回答することで、健康づくりにおける知識を習得できるスキームとなっており、本テストの受験にあたり事前学習は必要ありません。インターネットに接続可能なパソコンがあれば、どこでもどなたでもご利用いただけますので、お気軽にチャレンジしてください。
特徴(2) 利用料は一切無料
本テストのご利用にあたり、エントリー料や受験料などは一切かかりません。いつでも何度でもチャレンジいただけます。
特徴(3) 設問は5分野で構成し、合計1,000問をストック
設問は「運動」「食事」「生活習慣」「メンタルヘルス」「健康トピックス」の5分野で構成されています。また、合計で約1,000問(5分野×約200問)の設問を用意しており、テスト毎にアトランダム抽出される仕組みとなっています。総合的な健康に関する知識を身につけていただきたいと考えています。
特徴(4) 1テストの所要時間は最大15分間(※)
テストは分野ごとに分かれており、1テストは10問で構成されています。テストは全て選択式で、1問にあたり90秒の制限時間があります。1テストを受験されるのに15分間程度しかかかりませんので、お手すきの際にお手軽に受験いただけます。
(※この時間に解説をお読みになる時間は含まれておりませんので、解説をしっかりご確認いただく場合は、15分間以上かかることがございます。)
特徴(5) 5分野全てクリアすると「健康知識マスター」を認定
「運動」「食事」「生活習慣」「メンタルヘルス」「健康トピックス」の5分野全ての設問をクリアすると、健康知識マスターとして認定いたします。健康知識マスターは1~3つ星までございますので、ぜひ3つ星の健康知識マスターを目指してください。なお、健康知識マスターの認定証をWebサイト内(マイページ)にて発行いたします。
運営体制
健康知識測定テストは以下の体制で運営しています。
総合監修
古井 祐司 氏(医学博士)
ヘルスケア・コミッティー株式会社 代表取締役社長
東京大学医学部附属病院
アドバイザリーボード
板倉 弘重 氏(医学博士)
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所 名誉所員
古畑 公 氏(管理栄養士)
和洋女子大学 教授
元厚生労働省健康局生活習慣病対策室栄養・食育指導官
勝木 美佐子 氏(医学博士/労働衛生コンサルタント)
勝木労働衛生コンサルタント事務所 所長
東都クリニック 内科常勤医師
今井 保次 氏
日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所 副所長
国井 実 氏
セントラルスポーツ研究所 所長
設問制作
サポーター企業
健康知識測定テストはサポーター企業の協賛によって運営されております。
サポーター企業には、国民の健康づくりを応援している証となるマークを提供しております。
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