Q24.健康な職場作り
うちの社長は健康一番が口癖です。しかし、会社がやっていることは年1度の運動会や、健保主催のハイキングへの参加程度です。こんなことで社員が健康になれるとは思えません、経費がかからず、簡単にできて、効果のある健康作り運動はないのでしょうか?5Sと禁煙
5Sとは整理・整頓・清掃・清潔・しつけの頭文字をとった言葉です。5Sを推進すれば、不要物が減り、職場は整理整頓された状態になり、有効な時間・スペースが拡大します。従業員のストレスも少なくなります。利用できる空間も多くなり、健康作りにも役立ちます。デスクの4Sを徹底して、作業空間を広くすれば、VDT作業による肩凝り、疲れ眼も良くなり、作業の効率化も進み、残業時間も少なくなるはずです。
日々の挨拶もとても重要です。挨拶の習慣が定着すれば職場の雰囲気はとても良くなります。メールに頼らないで、職場での話合いを重視し、報告・連絡・相談(いわゆるホウレンソウ)ができる環境を作ることはメンタルヘルス向上につながります。
社内禁煙は社長の一言があれば拍子抜けするほど簡単にできる職場の健康作りです。風邪をひく人が少なくなり急なお休みがなくなります。喫煙者離席が少なくなって作業効率が高くなり、会社からニコチンの匂いが抜け、職場は快適になります。タバコの嫌いな優秀な社員を集めやすくなります。分煙・節煙といった半端な対策では効果は期待できません。 残業が日常化しているような会社であれば、社内でタバコを吸うなという命令はさほど乱暴なこととも思えません。ぜひ社内禁煙を考えてください。
Text by 下村洋一 (下村労働衛生コンサルタント・所長)
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